目次
有名な神話
ギリシャ神話:妖精カリストの息子、アルカス
妖精カリストは大神ゼウスと恋に落ち、彼の子供を身篭ります。
ゼウスの妻であったヘラはカリストに呪いをかけ、熊の姿に変えられて森の中で暮らすことになります。
カリストが熊に変えられる前に産んだ息子・アルカスはその後人間社会で生活し、逞しい狩人に成長しました。
そしてある時、アルカスが狩りに出かけると熊になったカリストと出会います。
カリストは久々の息子との再会に抱きつこうとしますが、アルカスから見ると熊が自分に襲いかかってくるようにしか見えません。
アルカスは熊と戦おうと身構えます。
この様子を天から見ていた大神ゼウスはアルカスを小熊に変え、大熊ことカリスト共々天に上げて星座にしました。
地上では離れて暮らしていた二人でしたが、おおぐま座とこぐま座は隣同士で正座になりました。
有名な星
北極星(ポラリス)
2等星であるためそこまで目立つ星ではありませんが、都会でも目を凝らすと見つけられる星です。
北の空で1年見ることができるのが北極星です。
地球の自転軸の先に星があるため、北極星は1年中北の空で輝き、動いていないようにみえます。
星の名前はポラリスといい、ラテン語で「極」という意味の言葉です。
16世紀ごろからこの星が北極星となったことで名付けられました。
↓北極星について詳しく見る
コメント