アルクトゥールス(アークトゥルス)の意味、名前の違いなどまとめ

Arcturus
星座:うしかい座
スペクトル:K2型
明るさ:-0.0等
季節:春
色:オレンジ

 

どちらの読みが正しい?

書籍によっては星の名前がアルクトゥールスだったり、アークトゥルスになっていたりします。

これは星の名前の読み方の違いです。
ラテン語読みにするとアルクトゥールスとなり、英語読みにするとアークトゥルスとなります。
そのためどちらかが間違っている、ということではありません。

 

熊の番人の星

アルクトゥールスは、ギリシア語のアルクトウロスをラテン語化したもので、「熊の番人」という意味があります。

すぐ近くにおおぐま座があるため、熊を見張る星として見られていたのかもしれません。
ちなみにこの星を持つうしかい座は、熊を見張っているような男性の姿がよく描かれます。

紀元前8世紀の頃にはこの星が既に詩人ヘシオドスの作品『仕事と日々』の中に登場しています。
それほど歴史の古い星です。

 

そのほかの呼び方

アルクトゥールスは、様々な呼び名があります。

 

和名「麦星」「麦刈星」

ちょうど麦を刈り入れる頃、このアルクトゥールスが日没後に頭上で輝くことから付けられたと言われています。
季節を知らせる目印の星として使われていました。

 

和名「五月雨星」

麦の刈り入れ時のあたりには、日本は梅雨がやってきます。五月雨とは梅雨を意味する言葉で、この星が高く昇る頃に梅雨がやって来ることが由来です。

 

中国「大角(たいかく)」

中国では、近くにあるさそり座のあたりを巨大な青竜と見ていたそうです。
この竜には巨大な長い角が二本あり、それがアルクトゥールスとおとめ座のスピカまで伸びていました。
アルクトゥールスの方が大きな角だったので「大角(たいかく)」と呼ばれ、スピカの方は角が小さかったので「角(かく)」と呼ばれました。

 

 

その他

この星を見つけるには北斗七星から春の大曲線を使うのが簡単です。これを使って、アルクトゥールスとスピカを見つけることができます。
これらとしし座のデネボラと結ぶと、春の大三角を作ることができます。

 

春の夫婦星おとめ座のスピカと合わせて、この二つの星を春の夫婦星と呼んでいました。

 

参考

・星座の神話
・夏の星座博物館

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